
中小企業診断士になるためのルートとして非常に魅力的なのが「中小企業診断士養成課程」。
- 会社が中小企業養成課程の費用を出してくれるから参加したい
- 独立前に中小企業診断士とのコネを作っておきたいから養成課程に参加したい
- 大学院の養成課程に参加しMBAも同時に取得したい
- 二次試験に受かる自信がないから養成課程を使いたい
あなたが上記のどれかに当てはまるならぜひ本記事を最後まで読んで下さい。絶対に損はさせません。

というのも私には中小企業診断士養成課程に参加して中小企業診断士になった経験があります。
本記事では私の実体験と調査して得た知識を活かし、
- 一次試験に特化した勉強法
- 科目合格制度の上手い使い方
- 予備校よりも通信講座を選ぶべき理由
- 養成課程参加希望者に「診断士ゼミナール」が選ばれる理由
これらを解説します。
中小企業診断士養成課程に参加予定なら勉強法はガラッと変わる
中小企業診断士養成課程をざっくり説明すると「カリキュラムの受講で二次試験に受かるレベルの能力を身に着けさせ中小企業診断士として認める」という制度です。
二次試験は論理的思考力を試される試験なので「合格する=論理的思考力がある」ということです。
論理的思考力を試す二次試験を免除し中小企業診断士として認めるのが養成課程ですので、当然養成課程で学ぶのは論理的思考力です。
そのため、養成課程参加希望者に求められるのは論旨的思考をするための基礎知識になります。
一次試験合格&養成課程で中小企業診断士を目指すのであれば基礎知識をいかに効率的に身に着けるか?と試験の制度を上手く活用した勉強法が大切です。
中小企業診断士試験の基礎知識
中小企業診断士試験は「ストレート合格率4%」「平均勉強時間1,300時間」の難関国家資格です。
難関資格と呼ばれる一番の理由は論述形式の二次試験の存在にあります。
二次試験は論理的思考力が求められる一筋縄ではいかない試験なので、勉強量だけでは対応できないことも多く5年以上勉強しても受からない人がたくさんいます。
逆に言えば、
中小企業診断士養成課程に参加することで二次試験を受けずに済むなら
難易度はそれほど高くありません
一次試験のみの合格率は約20%とそこそこ高いです。
約20%というのは二次試験対策にも時間を使っている人が大半の中で算出された数字ですから、一次試験に特化した勉強法をとれば合格する可能性をもっと高められます。
また、合格率20%と言えば簿記2級と同じくらいの数値です。ちゃんと対策して勉強すれば中小企業診断士一次試験はまず受かる内容なんですよね。
一次試験のみ攻略する場合の勉強法
中小企業診断士一次試験は7科目もあり試験範囲は広いが1つ1つの難易度は低めです。
一次試験は平均60点以上で合格です。
合格して中小企業診断士になることを目標とするのならば、細かい分野まで隅々勉強して満点を狙う必要は一切ありません。
むしろ非効率なので絶対に辞めてください。
それに、一次試験は「基礎知識が身に付いているか?」を確認する試験ですので、重箱の隅をつつくような問題は答えられなくても合格できるようになっています。
試験の傾向をとらえていて出題率が高い分野を重点的にとりあげている教材を選ぶことが大前提で、その教材の中で重要性が低いとされている箇所をムリに勉強しないよう心がけましょう。
一次試験対策の基本は重点分野に絞った反復勉強ですよ。
科目合格制度を使い確実に合格する
1回の受験で合格できるのが最善ですが、試験範囲は膨大ですし、仕事や家庭の都合で勉強時間が確保しにくく、合格に何年か必要な人もいるでしょう。
そんな時に非常に役に立つのが科目合格制度です。
科目合格制度とは
一次試験で60点以上取得した科目は翌年度・翌々年度の試験で受験免除を受けることができるという制度。
科目合格を利用する場合、合格要件はその年に免除せず受験した科目の平均点が60点以上。
これを上手く利用すればかなりスムーズに一次試験を突破できます。
↓使用例

もし、最初から科目合格を使い複数年度かけて合格することを考えているのなら、全科目を勉強するのではなくその年に受かる予定の科目を絞って勉強しましょう。
最悪なのはまんべんなく勉強した結果「全ての科目で60点に届かず科目合格を使えない」という状況になることです。
ここで大切なのは選択と集中です。
合格を狙った科目は何が何でも60点以上を勝ち取る&勉強しなかった科目は神に祈る(マークシート方式なので60点以上取れる可能性はある)この考え方で勉強してきましょう。
なお、免除資格を手に入れたとしても免除を使わないという選択肢もあります。
最後の年に苦手な科目しか残っておらず、平均60点を取るのが難しそうであれば、あえて得意科目を受験しなおし平均点を上げるという得意科目の使い方も良いでしょう。
科目合格を使った合格法は二次試験でも有効なのですが、その場合、二次試験でも知識を問われる科目を先に終わらせてしまうと、いざ二次試験という時に内容を忘れていることになるので順番を考えて活用する必要があります。
ちなみに、 診断士ゼミナールは1度購入すると3年間最新のテキストが無料で貰えるので科目合格と相性が最高です。
中小企業診断士試験は時事問題や制度改定を好んで出題するので(特に一次試験)、複数年度かけて勉強する場合は毎年テキストを買いなおすのが当たり前です。
しかし、ただでさえ高額なテキストを何回も買いなおすのは金銭的にキツイですよね…
だからこそ、養成課程参加予定or試験合格予定に関係なく、科目合格を上手く使って合格を狙う人全員に診断士ゼミナールは絶対的な人気があります。
資格予備校に通うと約30万円 通信講座なら5~7万円
予備校 | 通信講座 | |
費用 | 約30万円 | 5~7万円 |
テキストの質 | 同じ | 同じ |
サポート | ||
特徴 | ・講師に直接質問できる ・通学の時間が必要 ・仕事等で欠席すると結局自習で追いつく必要がある ・地方の予備校は都心よりも講師の質が低いことが多い ・WEB受講を選ぶと通信講座と変わらない | ・予備校より圧倒的に安くテキストや動画講義の質はほぼ変わらない ・わからない部分はメールで聞くしかない (教材によっては質問が有料) |
中小企業診断士のような難関資格を狙う際は予備校に通うのが当然という雰囲気がなんとなくありますよね。
私も当初はその感覚でした。
高い費用を出すほうが合格に近づけるような気持になりますよね。笑
ただ、予備校と通信講座を比較してみると違いは直接講師に質問できることだけというのがわかります。
予備校の中小企業診断士講座は約30万円、通信講座は約5~7万円の価格帯が多いです。差額は約25万円ですね。
直接講師に質問できる権利に25万円の価値があると感じる人は予備校にするべき
です。
私には25万円の価値は感じられませんでした。
一次試験だけ突破することを考えた場合、知識の暗記問題が大半を占める一次試験は手取り足取り教えてもらわなければ理解できない部分は少ないです。
また、予備校に通うなら中小企業診断士試験の実績がダントツのTACにしようと思っていましたが、最寄りのTACに通うには片道1時間もかかったため、通学する時間を静かな部屋で勉強する時間に充てたほうが良いと判断しました。
もしあなたが、
- 近隣に通いたい予備校がある
- 都市部に住んでいる(優秀な講師は都市部配属になる)
- 毎週決まった時間に受講できる
- 講師に直接質問できる権利に25万円の価値を感じる
これら4つすべてに該当するなら予備校に通うべきです。
逆に、該当しないようならば診断士ゼミナールのような通信講座を検討しましょう。
あなたに予備校は割高です。
「診断士ゼミナール」が養成課程参加予定者に最適のテキストである理由3選
診断士ゼミナールは「テキストの質」「科目合格制度との相性」「低価格・キャッシュバック」などの3つのメリットから養成課程参加予定者に最適の教材であると言えます。
以下詳細を説明します。
中小企業診断士試験対策最大手TACに引けを取らないテキスト

実際のTACと診断士ゼミナールのテキストを使い内容を比較してみました。


TACは2色カラー、診断士ゼミナールはフルカラーのテキストですね。
どちらもわかりにくい分野は画像をふんだんに使い、視覚で理解できるように工夫しています。
診断士ゼミナールは比較的安価で購入できるため「安かろう悪かろうでは?」と不安になる人もいるかと思いますが、その心配は不要です。
口コミ・評判を調査してみると診断士ゼミナールに否定的なものが非常に少ないことに驚くでしょう。否定するどころか絶賛していますね。
タップで拡大します

本サイトでは特に養成課程参加予定の受験生に診断士ゼミナールを推していますが、二次試験合格者も多数出しており、養成課程に参加せず二次試験合格を狙いことになっても問題なく活躍するテキストですよ。
↓は診断士ゼミナールで二次試験に合格した人の声です(タップで拡大)

そして、診断士ゼミナールのテキストで地味に嬉しいのが具体例を使った解説です。

テキストの内容を記憶しやすくなるような工夫が凝らされているので、淡々と説明が記載されているだけのテキストで覚えるのは苦手…という人には特にオススメですね。
3年間更新料ナシで最新のテキストが使えるので科目合格と相性が良い

中小企業診断士試験合格を狙うなら科目合格は絶対に使うべきかなり有利な制度です。
ただ、科目合格で複数年度受験するのにはデメリットもあります。
中小企業診断士試験は時事問題や制度が改定された部分を狙って出題する傾向がある試験です。
古いテキストを使っていたために知らない問題が出題されて不合格だった
という事態は絶対に避けなければなりません。
しかし、毎年最新のテキストを購入するのも金銭面で厳しいですよね…
その点診断士ゼミナール1度購入すれば3年間最新のテキストをもらえるので毎年大金を出して買いなおす必要はありません。
他の教材の場合、再受講割引はあっても無料でテキストを提供してくれることはあり得ません。
※TAC,LEC,クレアール,スタディング,資格スクエア,資格の大原,ユーキャン等調査済です
受験生が何を求めているかわかっているのが診断士ゼミナールです。
社長の松永さんは20代で合格した現役の中小企業診断士なので、受験生が何を求めているのかわかってくれているのでしょうね。
中小企業診断士対策講座で最安価格帯&一次試験合格で2万円キャッシュバック
診断士ゼミナール | スタディング | TAC | |
価格(税込) | 54,780円 | 53,900円 | 308,000円 |
特徴 | 3年間無料延長制度 質問が無制限無料 | 動画がキレイ 質問が有料 | 最大手の安心感 |
キャッシュバック | 一次合格で2万円 | (二次試験合格者のみ) | なし |
※スタディングは二次試験合格者にはキャッシュバックがあるが一次試験のみだと対象外
比較してみると診断士ゼミナールが優れているのが一目瞭然ですね。
特に、あなたが養成課程参加予定であれば診断士ゼミナール1択です。
中小企業診断士養成課程に参加するなら絶対に診断士ゼミナール
一次試験&養成課程参加で中小企業診断士になることを考えているのなら診断士ゼミナールを選べば間違いありません。
ただ、
1番大事なのは教材選びよりも勉強時間
です。
もし、あなたが診断士ゼミナールよりも良いと考える教材があれば、迷っていないでその教材をさっさと購入して勉強をはじめましょう。
中小企業診断を取得するのが早ければ早いほど、
- 年収アップ
- 昇進・昇格
- キャリアップ転職
- 独立開業
これらのメリットを人生でたくさん享受できます。
意識して欲しいのは、迷って勉強開始が遅れ、中小企業診断士になるのが1年遅れるだけで数百万円の機会損失が発生している可能性が高いということです。
また、「今から勉強しても試験までの期間が中途半端だから…」と悩む人もいるようですが、仮に試験まで1か月しかなかったとしても1~2科目くらいなら科目合格できる可能性は十分あります。将来の自分が楽になりますね。
科目合格がある中小企業診断士試験において試験までの期間を気にするのはサボりたい言い訳にすぎません。
診断士ゼミナールは一次試験&養成課程参加で中小企業診断士を目指す人にとって間違いなく強い味方になってくれる教材です。
教材の比較・検討はそこそこにして早い段階で教材を決め中小企業診断士試験対策に時間を使いましょう。